Archive for 2月, 2006

26
2月

縁。

二ヵ月ほど前にホラー漫画家、御茶漬海苔先生と自主映画の会合で偶然会う機会があった。
ホラーのショートムービーも製作されているらしい。知り合いになって少しずつではあるが、交流を続けさせてもらっている。
そのことを幼なじみに伝えるとびっくりしていた。

なんだか感慨深いね。
まさか会えるとはね。

私は小さい頃、妖怪百科やら、ホラー漫画やら恐怖体験の本に夢中だった。
日本妖怪分布を読んでは、私のいる地域にはこんな妖怪がいるんだ、やばい気をつけなくちゃ、と本気で怯えてしまう、よくいる思い込みの激しい子供であった。
また心霊写真でぞわぞわしたり、絵を真似て描いてみたり、読んだ話を友達に聞かせたりしていた。
本当は恐い癖に、なんだったんだろう。
生と死とか見つめてたわけ?

・・・・違うな。ははは。
思えば普通の少女漫画は少しは読んでた。ドキドキクラクラもしていた。
中高生になって、推理小説やらサイコサスペンス、心理学、吉本ばなな、少年漫画、興味はたくさんあったけれど、時々幼なじみと本屋さんでホラー漫画を立ち読み(失礼な話だけど)したものだ。

ホラーは凄い。
もー恐いを通り越して時々笑えたりもする。
展開が有り得なかったり、変身だって自由だったり、サイコだったり、なんでもあり。

私の中でホラーと言えば、一番印象に残っていたのが御茶漬海苔先生、だった。

有刺鉄線を思わせる独特なタッチ、切迫感、容赦ない展開、時々メルヘン(でもホラー)、時折垣間見えるなんだか切ない癒しのような瞬間とか・・・圧倒されたものだ。(ご本人はとても穏やかな紳士)

そんな、いわゆる成長期に影響を受けた人に会えて、しかも映画の話ができるなんて嬉しい。

偶然とはいえ、縁てありますね。
この縁は、私が役者を続けていなければなかったのかも。
そう思うと、またひとつ、やっててよかったなー。

大事にしようっと、この縁。

22
2月

じっ、とり。

模索中。

なんだか居心地悪いとか、言葉が嘘の音になる事がある。
いろいろ自由じゃない。

それは、つまり。
自分の生理にない事だからなんじゃないかと。
昨日の帰り道、今更、考えてみた。

そういう、苦しさとか、楽しくないとか、たぶん全部出てしまうんだ色んな事柄に。それを隠せるほど器用でもない。

あー、まさに。

気持ち悪くならないためには。
自分の生理にそぐわないことはしないこと。

て、事。

少し、視点を変えてみよう。

じっ、とりだけど、進んでいる気がする。

19
2月

煙草。

私はとても苦手。

煙草を吸う人は皆、自分がすっぽり入る専用カプセルを持ち歩けるようになればいいのに。

ポイ捨て。
どんなに好きな人でも、本当にがっかりする。

一回だけ、これも経験だから吸ってみなさい、強く勧められた。
渋々、少し吸い込んでみたけど、肺まで煙を送る前にむせた。

喉が熱い気がした。
二度と吸いたくない。

でも。何故か。

夢で、たまに、深呼吸するみたいに煙草を吸っている自分がいる。
想像でしかない気分。
凄い喪失感(ビタミンとか?)がある代わりに頭がクリアーになる、夢。

不思議。

15
2月

カフェーイーン

久々に、眠れなくてアレヤコレヤ考える。
夕方飲んだコーヒーのせい、ではないかもしれないけど。
芝居の事を考えているから、かもしれないけど。

それと前後していろんな事が、プワプワ浮かんでは消えてまた、浮かんでくるのです。

今日電車で見掛けた異国のおにいさんは、時折指を折って言葉の数を数えつつ短歌を読んでいた。

どんな風に感じているのかしら。

あー。あくび、は出るのね。

遠くで聞こえている猫の喧嘩の声。

猫は集会するって本当かしら。

そんな日もあるよな。

明日、遅刻しませんように。

あ、ちょと眠いかも、さすがに。

おやす、む

12
2月

感銘

美を追わない仕事

仕事の後から追ってくる美

河井寛次郎

なんていうか、ぐっときた。

9
2月

その日は朝から夜だった。

その日は朝から夜だった。

久々にバカボンを見た。
面白いけど、ムカつく親父。
新しい掃除機と正直を聞き間違える。掃除機に向かって
「お前は正直者なのか?」と質問。
バカボンに「あーあ」
ハジメちゃんに「また始まったよ」
なんてコメントいただきつつ、じゃあお前は正直者じゃないのか!?と掃除機に激怒。

もしくは誘拐の脅迫状を、手渡し。
「手袋をはめているので、指紋がついていないのだ。だからわしだとはバレナイのだ」

他の登場人物たちも頭おかしくてぶっ飛んでいて、夢中で見てしまった。
あー。そしてママって凄い。

なんだか自分の中が少し循環した気分。

6
2月

テケテケ。

♪電車に乗らずにてくるのも悪くない。
悪くない。

電車に乗っていて、晴れている日には。
昔グリークラブにいた友達が歌っていた、有名な詩人の書いたらしい一文を思い出す。
まあ、そのワンフレーズしか覚えていないけど。

電車に乗らずに、てくる。

いい響きだ。

てくてく。

うむ。

てけてけ。

おお。
目的もない、しかし軽い足どり。

てくりたい。

2
2月

レイコ。

おめめぱっちりな生き物。皆を癒してくれる、その名はレイコ。
私は彼女の笑顔より、可愛い笑顔の女の子を見たことはない(断言)。

レイコが酔っ払ってご機嫌な電話をかけてきた。

とても楽しげ。
何言ってるのか聞き取れない留守電。バイトのかわいい後輩達と飲んでいるようだ。
比較的あまり飲んでなさそうなこにかけ直す。
しかし、少し話すと電話口にはすぐレイコが出て来た。

「今新宿なの。ねーねー飲まない?皆アヤコに会いたがっているよ」

あ。こいつ完璧酔ってるな。
楽しそうー。すごく行きたい。でもごめんね、もう遅いから、行けないや。
実は体調が芳しくない。

「そっかーじゃーまたね、またねアヤコ」

しばらくして

「ねーねーアヤコ。今皆で飲んでるよ。今そっちに行くよー」

初めてのふりをして再コールしてきた。

そっちって、え、どっち?思わず笑ってしまう。

またかけてきたの?と聞く。

「皆アヤコと話したがってるよ?」

聞いたっちゅーに。

この酔っ払いが。

「えへへ」

皆と順番に話していると、受話器の向こうで、レイコが皆に窘められていた。

誘惑に負けて飲みに行きそうになったけど。
既に私も飲み会の帰り。
さらにちっともお酒が美味しく感じなかったので、変だなと思い、踏み止まった。
案の定風邪をひいていた。

丸一日寝て、ようやく熱が下がって、ふとレイコの事を思い出して。
また笑ってしまった。

酒癖悪い奴だ。

人の事、全く言えないけど。
同じようなこと、した覚えもあるけど。

元気になったら、レイコとまた飲みたいな。

おめめぱっちりの生き物と。