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7月
無題。
ただいま。
この世ではない、この世界を捨てた、生きてるのか死んでるのか分からない人達が暮らしているところに行く夢を見た。
誰かに会える会えないは重要ではなく、時々大事な人の様子をそうっと見られたらそれで充分、と言う。
あなたもここに居ればいい、と言う。
それを言うのは私の大事な友達だ。
そこに住む人達は、あまりに執着というものがなく、その平穏を揺るぎなく守っている。
そこに居れば、余計なものが肩から外れたように楽で、懐かしい彼女にも会える。
戻ればたくさんのしがらみがあり、そこでは彼女には会えない。
季節は冬、外は雪が降っていて、やたらと白い。
あちらの世界とこちらの世界を、天秤にかける。
あ。
誰かの事を思い出した。
そういえばいろいろ、やり残している。
やっぱりだめだ。
面倒だけど、惜しい。
まだ捨てたりできない。
帰らなくちゃ。
そう思って彼女に話そうとした所で目が覚めた。
すぐに、夢か、と思った。
設定は村上春樹の小説みたいだし。
よくあるような、ストーリー展開だけど。
鼻とかつまって、
死にかけてたりした?
と思ってドキドキした。
まあ。
矮小なりに、
生きていたいというか。
今、やりたいことがあるんだな、ちゃんと。
7月 30th, 2011 at 10:53 AM
なんか伝わってくる文章ですね。
>鼻とかつまって、
小人が転んで、頭が鼻の穴にはまって、もがいているイメージが浮かびました。w
7月 31st, 2011 at 8:27 AM
小山さんサマ
コメントありがとうございます^^
コビトを鼻に詰めたいです。
ほーら、シェルターだようって。
そして箪笥で飼う。