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5月

習性。

週末。

お休み前の夜。

自分へのささやかなご褒美としてビールとケバブを買って、ぼんやり川辺で晩餐するこの頃です。

暖かくなったからね。

 

川辺は良いです。

ストイックに走っている人、ウォーキングしている仲良し老夫婦、婦人連れの犬、野良猫、ひっそりと乾杯している人たち、楽器の練習の音楽が遠くから聴こえたり。

誰もいないわけではないけど静かで、やっぱり少し時間の流れをゆっくりに感じられる。

じっと暗い川を観ていると飲み込まれそうな気持ちになったり。

橋の美しい明かりとスカイツリーの紗々なつくりの輪郭を眺めたり。

はーん至福!と思ったり。

何やってんだろうなあ私、と今の自分の不甲斐なさをぼんやり思ったり。

これからのことを考えたり。

好きな音楽を聴いたり。

好きな人たちとじっくりメールのやり取りをしたり。

 

久々に川辺に住んでいるので、なんとなく、自分の「大事な時間」になりつつあります。

実家の近くにも川があって、中高生の頃は眠れない夜に、よく橋の欄干の下に寝転がって「落ちるかもしれない」というチープなスリル(笑)を味わっておりました。

川以外では、自分の家の一番高い屋根の瓦の上に寝転がって雄大な天の川に覆いつくされる気分を味わっておりました。

その時手にしていたのは、紅茶やトマトジュースだったのだけれど。

 

考えてみれば、子供の時からあまり変わっていないんだな。

 

「水辺と高いところを好んで、あれこれ考えているようでボエーっとしている時間を作ってバランスをとる習性。」

 

っていうね!

 

大事!!

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